現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

酸素解離曲線の右方移動・左方移動

・左方移動 ヘモグロビンが酸素を取り込みやすくなる。

 んそとくっつく 方移動!

原因 Phの上昇、 CO2の低下、 2,3DPGの低下

結果として起こること
ヘモグロビンが酸素とくっつきやすくなるので、体の各組織は酸素を受け取りづらくなる。

 

・右方移動 酸素をヘモグロビンが切り離しやすくなる。

うっほうほ! 運動するぞ う方移動!
原因 Phの低下、 CO2の上昇 2.3DPGの上昇。

結果として起こること
ヘモグロビンが酸素を切り離しやすくなるので、体の各組織は酸素を受け取りやすくなる。
激しい運動などで酸素の需要が高まると起こる。 うほうほ!!!

 

 

・そもそも酸素解離曲線ってなに?

縦軸SO:どれだけのHB(ヘモグロビン)が酸素とくっついてるかを示す値。酸素をゲットして酸素とカップルになれたHBが多いほどグラフは上にいく。

横軸PO:酸素分圧。周囲の環境にどれほど酸素が存在しているかを表す。
グラフの右の方は周囲に酸素がたくさんいるので主に動脈血を表す。
グラフの左の方は周囲の酸素が動脈に比べ少ないということなので、主に静脈を表す。「圧」という文字は気にしなくて良い(気体は濃度をそのまま圧力で示すので濃度と思っておいてOK

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