【虫垂炎】【妊婦】【McBurney圧痛点】
けんの一言
医大に入って初めて知った医学用語がMcBurneyでした。
問題
虫垂炎の診断において、McBurney圧痛点での圧痛を最も「認めにくい」と考えられるのはどれか? #けん国試
選択肢
a 27歳女性、妊娠30週
b 5歳男児
c 66歳女性
d 25歳男性、工事現場勤務
答えは
妊婦さんです。
なので答えは「a 27歳女性 妊娠30週」です。
妊婦の虫垂炎は
・マクバーニーの圧痛点がずれる(頭側、妊婦の右側に)
・治療はビビらず、開腹手術で虫垂切除!
小児の虫垂炎は
・小児の急性腹症の中で占める割合が最多
・40℃ほどの高熱は呈さず、37℃ほどが多い(穿孔したら高熱に)
・嘔吐をきたしやすい(脱水に注意)
・小児でもマクバーニーはふつうに痛がります。
老人の虫垂炎は
・便秘をきたしがちです。
・症状に乏しいことが多く、重篤化しやすいです。(ここで迷う人もいるかなと思いました。ただ物理的な位置のズレが起こる妊婦の方がより適切だと考えます)
マッチョな人でも
虫垂炎は痛いですよね笑
場所も変わりません。
参考問題93B35
虫垂炎の診断において、McBurney圧痛点での圧痛を最も「認めにくい」と考えられるのはどれか? #けん国試
— けん@医学部国試対策アカウント (@swns6) April 16, 2019