【冠動脈疾患】【リスク】【生活習慣】
きよすけの一言
「タバコ吸う人が人生のどのタイミングで吸い始めたのか気になります」
問題
冠動脈疾患リスクを低減する行動として適切でないのはどれか。 #けん国試
選択肢
a 減塩
b 飽和脂肪酸摂取の増加
c トランス脂肪酸摂取の回避
d 長時間労働の回避
答えは
「b 飽和脂肪酸摂取の増加」です。
解説
まず、問題文の意味わかりましたか?
僕は自分で書いておいて混乱しましたが、この問題は「健康に良いとされていないものはなに?」と聞いているわけですね(ちなみに113E24とまったく同じ問題文です)
a
正しいです。禁煙は冠動脈疾患リスクを低減します。
b
誤りです。飽和脂肪酸(ミリスチン酸及びパルミチン酸)摂取の増加は冠動脈疾患のリスクを増加させます。
ちなみに不飽和脂肪酸は動脈硬化症の治療にも用いられます。(飽和=悪、不飽和=善のイメージをしっかり持っておきましょう)
c
正しいです。トランス脂肪酸摂取は冠動脈疾患のリスクを増加させるので、そのトランス脂肪酸摂取を回避することはリスクを低減させるという訳です。(こちらもトランス=悪、シス=善というイメージですね))
d
正しいです。長時間労働は冠動脈疾患リスクを増加させるので、長時間労働を回避するということはリスクを低減させます。
冠動脈疾患のリスクとしては国試の中では
脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙、受動喫煙年齢、家族歴、長時間労働、トランス脂肪酸摂取、飽和脂肪酸摂取が挙げられますね。
冠動脈疾患リスクを低減する行動として適切でないのはどれか。 #けん国試
— きよすけ@医師国試対策アカウント (@swns6) May 7, 2019