現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

【けん国試ベース】【小児科】

けん国試ベースとは

国試を解いていく上で「いやそれはもう知っておかないとどうしようもないよ」となる前提知識のことである。
勘違いしないでほしいが医学生として知っていて当然の知識では決してない。

当日、思いつくのは無理。これは覚えていこうね、という知識を指す造語である。

 

 ・身体発育
新生児 身長50cm 体重3kg 体表面積0.2 頭位33cm>胸囲32cm
3か月 身長60cm 体重6kg
1歳  身長75cm 体重9kg 体表面積0.4 頭位45=胸囲45
3歳  身長95cm 体重14kg 体表面積0.5 頭位49<胸囲50

・新生児の黄疸の治療に用いる光線凝固療法は
間接ビリルビン優位(溶血性貧血、生理的黄疸、帽状腱膜下血種、Crigler-Najjar症候群、母乳黄疸、クレチン症(先天性甲状腺機能低下症))の疾患に用いる。
もし、直接ビリルビン優位疾患の人に光線凝固療法をやってしまうと、ブロンズベビーシンドロームになってしまう。


・小児のSLEで、成人より腎炎をきたしやすい。

 

・完全大血管転移の手術→
Ⅰ型(ASD+PDA) Ⅱ型(VSD)Jatene手術 (じゃ てーん! 転!)
Ⅲ型(VSD+PS)→Rastelli手術 (lli→Ⅲみたいに見える!)

 

・Ebstein奇形(TR、ASD)→Cone手術(三尖弁形成術)やFontan手術。
不整脈(上室性頻拍が多い)を合併する。

・乳児・小児期の白血球分類
生後~2週間 好中球優位
2週間~4歳 リンパ球優位
4歳以降   好中球優位

・ 小児科範囲の年齢階級別死因第一位 (114回国試対応)
0歳 先天奇形および染色体異常
1歳〜4歳 先天奇形および染色体異常
5歳〜9歳 不慮の事故
10歳〜14歳 悪性新生物
15歳〜19歳 自殺

 

・発達
1歳 独り立ち、 コップで水を飲む、手づかみで食べる、1語文

3歳 片足立ち、三輪車、丸を書く、自分の年齢と名前が言える、排尿自立、ごっこ遊び

4歳 でんぐり返し、四角を書く、排便自立

5歳 スキップ、三角を書く、衣服の着脱 

・kaup指数
15-19 が正常。


・小児の心不全では
頻脈が起こり、哺乳量が低下し体重増加不良が起こる。

 

ダウン症候群
30歳1/1000 35歳1/300 40歳1/100