マッサージとメイドカフェを前提とした、霜降り明星の話。
こんにちは きよすけです。
みなさん 霜降り明星は好きですか？
嫌いだぞー！って人 あなたに向かってこの文を捧げます。
まず
決して勘違いして欲しくないのが 僕が伝えたいのは
「霜降り明星はここが面白いんやで！ これがわからないやつはセンスないんや！」
ってことではありません。
僕は
「霜降り明星を僕は自分でも気づいていなかったけど、おそらく心の奥 見えない部分でこう楽しんでいるよ！」ということを伝えたいだけ。
普段、言語化していない気持ちを言語化する喜びってすばらしいですよね、それを噛みしめるためにこの文を今したためています。
なぜ？ こんな記事を書くのか？
だって
僕の周りにこういう発言が多いからです。
「霜降り明星 あれどこが面白いん？」
そう 何故か僕の周りは「霜降り明星」が嫌いな人が多いです。
おかしい・・・。
中川家から始まるM１チャンピオンの歴史で僕の周りで
「あれ 何が面白いん！？」となぜか僕に向かって言ってくる人が霜降り明星だけなんか多い。
なんでかな・・・？と考えていたのですが 最近一つ気づけたことがあるのでこのあっ記で紹介したいと思います。
- マッサージとメイドカフェの話という導入
みなさんはマッサージをしてもらったことはありますか？
マッサージを受けたことがない人もちょっと肩とか揉んでみてください。
肩にグッと力を込めたままだと気持ち良くないですよね？
マッサージを気持ちよく受けるためには、もちろんマッサージする側の腕も重要ですが、受ける側も力を抜いておく必要があります。
メイドカフェもマッサージと同じ部分があるという話を以前ラジオで品田遊先生（ダヴィンチ恐山さんでもありますね）が仰っていました。
「（メイドカフェは）マッサージなんですよ -(中略）濃密な萌え萌えガスで脱力して こう心を解きほぐすセラピー的なやつなんだと思います」
品田先生は「受ける側も脱力をしなければマッサージは気持ち良くない、それと同様にメイドカフェでもしっかり脱力する必要がある」という旨の意見を述べておりました。
初めてこの話をラジオで聞いた時、僕はなるほど・・・と会心し、
それと同時に霜降り明星のことがふと頭に浮かんできました。
「なんか僕の周りでは不評な霜降り明星のお笑いも メイドカフェ同様マッサージなのでは？」と
- 霜降り明星のお笑いの話
霜降り明星の漫才（お互いのピンでの活動はここでは触れません）って何と言っても粗品のツッコミだと思います。
「リアス式海岸！」
みたいなあれです。
僕はあのツッコミは、確認作業の意味合いが強いと思うんです。*1
せいやのちょっとわかりづらいボケ、よくわからない動き、突拍子ないセリフ
それらを見ていると
「え？何しているの？」という不安が生じるわけです。
この不安の割合がちょうどいい。
感情を100％にわけて考えてみると
せいやのボケって多分「お客さんを不安にさせよう」という狙いがあるんですよ。
ツッコミが来るまでにドドドっと心空間の60％くらいを謎、不安で埋めてくるんです。そりゃあもう凄まじいスピードで。
この不安、これが大事。
なぜなら粗品のツッコミってその60％の不安をさっと解消してくれるんですよね
粗品が凡庸な言葉を大きな言葉で聞き取りやすく言うことで、僕たちは
「あ、あのせいやさんの動きは リアス式海岸に沿って揺れていたのか！」と理解できる
これが気持ちいい。
人間って不安になった後、安心できると 「快感」を感じるんですよね。*2
これが霜降り明星の面白さの根源なんだと思います。
ほんでマッサージの話はここからです。
今まで僕のまわりで 霜降り明星のネタに対して否定的だった人たちにはある共通点があります。
それは「頭の回転が異様に早く、コンテンツ展開の先読みをしようとする傾向がある」ということです。
この傾向、具体例を挙げると
・映画・ドラマを見ない（先が分かって面白くないという）
・だからこそ非常に練られた脚本の映画・ドラマで１，２個ほどお気に入りがある
・謎解き、伏線を好む
こういう人たち。
そりゃこういう人たちからしたら霜降り明星のお笑いはそりゃ面白くないわな。と思いました。だって不安にならないもの。
せいやのボケをみて「あーこういうことかな？」とあたりを付けていたらすぐ粗品が種明かしをする。 つたない手品が次々と披露されて、隣ですぐネタ晴らしされているものを見ている感覚。
こりゃ退屈だろうなと僕でも思います。
まとめ
ここまで抽象的な言葉のオンパレードで申し訳ない。
まとめると僕は霜降り明星のお笑いのスタイルを
「不安にさせる→解消する→気持ちいい」
という非常にシンプルな形だと思っています。
もし皆さんの中で
「霜降り明星面白くない！」と思いつつ「でも面白さわかりたい！」って思っていらっしゃる奇怪な方がおられたら
心の中のコナン君はお休みにして、
心の中の内なる山田を目覚めさせて漫才を見てみると良いかもしれません。
それでは皆さん ありがとうございました さようなら。
あっ記とは・・・
日記じゃない、毎日も書けない。書く話題もない。
「あっ」と思いついた時に書くものです。
