現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

医師国家試験108B9の画像に学ぶ、線条体とレンズ核の話。

突然ですが、僕は脳の解剖がてんでダメです。

大脳基底核とかもう特にだめ。ってことで大脳基底核の勉強をしましょう。

 

大脳基底核・・・尾状核被殻淡蒼球からなります。

 

同一カテゴリとして

大脳皮質・・・前頭葉頭頂葉、側頭葉、後頭葉からなる。

大脳基底核・・・尾状核被殻淡蒼球からなります。

大脳辺縁系・・・海馬、乳頭体、扁桃体など

間脳・・・視床松果体視床下部 などがあります。

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ぱっとみ、尾状核レンズ核って離れてますよね。

そんな二つをつなぐ線条というものがあります。線状は隙間の多い構造をしているので

上の画像ではここが線状!とわかる部分は見えないですね・・・。

 

尾状核ーー(線条)ーーレンズ核

↑イメージ図

 

レンズ核のうち、外側にあるものは被殻ですよね。なので線条とつながっているものも被殻となります。つながるため、この2つ(尾状核被殻)をまとめて線条体と呼びます。

 (追記)

大脳基底核 は 尾状核被殻淡蒼球からなります。
そこで触れておきたいのが、 内側線状体動脈(MSA)。
内側線条体動脈は前大脳動脈(ASA)の穿通枝で、尾状核頭部、被殻淡蒼球腹側下部、視床下部の腹側、前交連の内側を支配します。 大脳基底核の勉強するなら、前大脳動脈の分枝、内側線状体動脈も合わせて覚えておきたいっすね!