ややこしい! 入院形態 【精神科】【精神保健指定医】
任意入院・措置入院・緊急措置入院・医療保護入院・応急入院。これらの違いが本当にわかりません・・・。
それぞれのポイント
任意入院・・・任意って言っても72時間は退院制限できる。
本人が出たいと口で言っていても、治療を望んで入院してる訳だからその発言を信用していいわけではない。
↓知事の決定によって行われる。
措置入院・・・自傷他害の恐れ。本人も周囲も危険!↓と比べてゆっくりでいいから指定医2人でゆっくり話し合って入院させる!
緊急措置入院・・・自傷他害の恐れ。本人も周囲も危険!緊急だから指定医1人いればOK! 72時間しかだめ!
医療保護入院・・・保護って入ってる!指定医1人と保護者の同意で入院OK!
妻が連れてきた、アルコール依存の患者(本人は入院拒否)とかが適応ですね。
また身寄りがない人などは市区村長の同意でも入院が可能です。(←でもそういう人はまず応急入院)
応急入院・・・急を要するから指定医1人でOK!ただ72時間!
家族がいない人、ホームレスとかの人に使うことが多い。
全体のポイント
・入院期限のないものは、合計2人の判断がいる。
(任意入院は指定医1人と患者本人。措置入院は指定医2人。医療保護入院は指定医1人と保護者)
・指定医1人でできる入院は72時間の時間制限つき!(緊急措置入院と応急入院)
・任意入院で患者さんが入院しても、途中で退院を希望したら患者1人と指定医1人の合計2人だった「入院OKという判断」が、指定医1人になってしまう!だから緊急措置入院、応急入院同様、72時間の時間制限つきになる!