現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

【注意欠陥多動性障害】【ADHD】

きよすけの一言
「おっさんですが、タピオカが好きなんです
でもいつも女性ばっかならんでて買いづらいです」

問題

注意欠陥多動性障害ADHD)の男児。主訴「学校の授業中に気が散って座ってられない」
最適な机の位置はどっち?

  • 一番前
  • 一番後ろ

答え

 「一番前」

 

解説

さて注意欠陥多動性障害。箇条書きで特徴抑えていきましょう。

疫学:男児に多い。小児の2-7%にみられる。
症状:不注意、衝動性、多動性を認める。
機序:脳内におけるドパミンノルアドレナリン調節機構の異常。
治療:注意をそらさないような配慮、メチルフェニデートの使用(できるだけ前者の介入を優先する)
メチルフェニデートナルコレプシーにも使う薬ですね。

 

 

なのでADHDの子供はできるならば机を一番前にしてあげましょう。
一番前にすることで、彼の視界に映るであろうクラスメイトの様子や、窓の外の出来事を見えないようにしてあげましょう。

参考国試

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