きよすけの一言
「シロノワール食べたい・・・ シロノワール・・・たべ・・たい・・・ 宣伝」
問題
55歳の女性。関節リウマチの治療のため来院した。自宅近くの医療機関で関節リウマチと診断された。肝機能に異常を認めない。抗リウマチ薬を投与する前に検査項目としてHBs抗原とHBs抗体に追加して、まず測定すべきなのはどれか。 (111D31縮)
選択肢
a HBV-DNA
b HBc抗原
c HBc抗体
d HBe抗原
答え
「c HBc抗体」
元の国試はこちら!
はい、久しぶりの国試本題ですね。
抗リウマチ薬は免疫抑制作用があるので、もしB型肝炎に感染していたり、昔感染した過去があり今も肝臓に眠っていたりすると抗リウマチ薬を使うとB型肝炎の背中を押してしまうので大変です!
まずチェックする項目はHBs抗原とHBs抗体とHbc抗体の3つ!
覚えるっきゃないといえばそうなんですが
抗原と抗体、ただの漢字二文字ではなく 何由来なのかを確認しましょう
抗原は 菌そのものの一部分ですよね
抗体は 菌に対抗して作る人間の体の一部分です
なのでHBs抗原が検査で陽性になると HBVおるやん! という話になります。
HBs抗体が陽性になると 「ん? HBVと戦った証拠あるやん!ってことは肝臓の奥深くにHBV眠っているかもやん」と疑いが生じます。
※医療従事者などにはおなじみのB型肝炎予防接種をうけていてもHBs抗体は陽性になるので、「予防接種受けてますか?」などの確認は必要ですね
HBc抗体が陽性になっていても HBs抗体が見つかった時どうように考えられます。
まとめると・・・
菌そのもののチェックには抗原を見る! どこをみる?となると一番目立つであろう外側 HBs抗原を見る!
菌と人の戦いの歴史の確認には抗体を見る!
どこをみる? となると HBs抗体と HBc抗体を見る!
SとC
覚え方は しっかりSikkari チェック Check! S C!