現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

Reye症候群

Reye症候群 ライ症候群

小児(15歳に多い)がインフルエンザ・水痘に感染している時に、アスピリン投与することが誘因となって起こる。(アスピリン以外のNSAIDsでも起こりうる)

症状
嘔吐・意識障害(脳浮腫による急性脳症)

確定診断は肝生検。
検査値としてはAST・ALT・LDH・CKなどは上昇するが、高アンモニア血症を来すが、ビリルビンは上昇しない。

脳浮腫を呈すのでマンニトールを利用し、ブドウ糖などの輸液を行う。