【胃静脈瘤】【食道静脈瘤】
きよすけの一言
「ミスタードーナッツ大好き〜〜」
問題
バルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術(BRTO)の適応としてもっともふさわしいものを選べ #けん国試
選択肢
a 食道静脈瘤
b 噴門周囲胃静脈瘤(lg-c)
c 肝細胞癌
d 穹窿部の胃静脈瘤(Lg-f)
答え
「d 穹窿部の胃静脈瘤(Lg-f)」
解説
ややこしいよねぇ…胃・食道静脈瘤の治療
まず胃と静脈 しっかり分けて覚えましょ!
・食道静脈瘤
これの治療は
硬化療法 と 結紮療法!
硬化は適応が広く
縛りつける結紮療法←これは大きすぎたりすると縛れないこともあります。
・胃静脈瘤は部位別に覚えましょう!
噴門部 Lg-c
の場合は硬化療法!
結紮できることもありますけど、結紮法と硬化法を比べると硬化療法に軍配が挙がります。
(硬化方の方が適応が広いからね!)
110I12
https://minkore.com/bbs_view/110_9_12この問題ではその判断が必要となりますね!
穹窿部にかかる Lg-cf とLg-f
の場合はBRTOが適応となります!
穹窿部が関わってきたらBRTO!これを覚えておきましょうね!
ちなみにBRTOでバルーンカテーテルで閉塞させるのは 左腎静脈! これも抑えておきましょうね!
ってことで答えは d です!
肝細胞癌は完全にひっかけ選択肢!
胃・食道静脈瘤の原因の一つ、肝硬変。
リスク:肝硬変
結果:肝細胞癌、胃・食道静脈瘤、脾腫、腹壁皮静脈の怒張(メヅサの頭)、ばち指、高アンモニア血症、女性化乳房
という関係性。
ややこしくなっちゃったら肝硬変が引き起こすさまざまな病態を復讐してみましょうね!
https://youtu.be/Ex_Q1aRYwnUもよろしくね〜