現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

【一生の敵】 Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群

【一生の敵】は私きよすけがいつまでも覚えられない疾患を書いて、”自分”のために情報をまとめていくページです。

 

ワレンベルグ症候群、別名延髄外側症候群。

 

椎骨動脈やその分枝  後下小脳動脈の梗塞によって起こる。

↓ワレンベルグ症候群のいい画像が載っているページ。

めまい・ふらつきの画像診断(後編):Cadetto.jp

 

障害側と同側の症状。

・嘔吐、悪心
・めまい(主に回転性) 眼振(典型例は回旋性で患側向き)
  前庭神経核(聴神経(Ⅷ)感覚核)の障害が原因。
・球麻痺(嚥下障害、構音障害、嗄声
 カーテン徴候
 疑核(舌咽神経(Ⅸ)・迷走神経(Ⅹ)運動核)の障害が原因。
味覚障害
 孤束核(舌咽神経(Ⅸ)・迷走神経(Ⅹ)感覚核)の障害による。
・上下肢の小脳症状
 下小脳脚の障害が原因。
・ホルネル症候群(縮瞳、眼瞼下垂、発汗低下)
 交感神経下行路の障害が原因。
・顔面の温痛覚障害
 三叉神経脊髄路核の障害が原因。患側と同側に呈する!

障害側と対側の症状。

 首より下、胸部腹部、上下肢の温痛覚障害を呈する!

 

お皿がワレンベルク!

ワレンベルク症候群で起きないものが

錐体路障害

深部感覚障害


お皿を腕に持ってるとすると、脱力も起きないし 腕がどこにあるかもわかるから

お皿は割れん! ワレンベルク!(アホみたいですね