聴力検査について色々
・純音聴力検査
気導と骨導で測定を行う。
気導:○は右耳、✕は左耳 各周波数を線で結ぶ
骨導:[は右耳、]は左耳 各周波数を線で結ばない
平均聴力レベルdB で、
25-40 が軽度難聴
40-70 が中等度難聴
70-90 が高度難聴
90以上が重度難聴
まず良聴耳で聴力を測定します。それはなぜかというとマスキングのためです。
聴力検査を行っている際、気をつけないといけないのが、聴こえない耳に大きい音を入れることでその音が聞こえる方の耳に届いてしまうという問題です。聴こえない方の耳に聴こえない音を流しているのに、もう片方の耳にその音が届いてボタンを押されてしまうと、検査結果が乱れてしまい、信用できる検査結果は得られないからです。
左右で特に大きい聴力差がある場合、良聴耳の聴力を先に知り、その聴力を元に計算した雑音を良聴耳に聞かせながら、検査を行うことで 信用できる結果を得ようとするのがマスキングです。