現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

血液ガスの代償性変化の妥当性

代謝性アシドーシスの場合

判断するべきは呼吸性アルカローシスの妥当性
PaCO2が 1.2×⊿HCO3(HCO3が正常値 24から どんだけ変化しているか)をみる。

代謝性アルカローシスの場合
判断するべきは呼吸性アシドーシスの妥当性

PaCO2が 0.7×⊿HCO3(HCO3が正常値 24から どんだけ変化しているか)をみる。

 
・呼吸性アシドーシスの場合
判断するべきは代謝性アルカローシスの妥当性
急性では HCO3が 0.1×⊿PaCO2(PaCO2が正常値 40から どんだけ変化しているか)) 

慢性では HCO3が 0.35×⊿PaCO2(PaCO2が正常値 40から どんだけ変化しているか)) 

 

・呼吸性アルカローシスの場合

判断するべきは代謝性アシドーシスの妥当性
急性では HCO3が 0.2×⊿PaCO2(PaCO2が正常値 40から どんだけ変化しているか)) 

慢性では HCO3が 0.5×⊿PaCO2(PaCO2が正常値 40から どんだけ変化しているか)) 

 で妥当かどうか判断する。