現役研修医きよすけのブログ

私 きよすけの勉強用のものです。(旧名takuwaningのブログ、昔アカウント名がけんだったころもあります)運営者は医学的助言を行っておりません。当ブログの情報の利用は自己責任でお願いします。

浮腫

浮腫のメカニズム

1毛細血管の透過性亢進
2毛細血管内の静水圧上昇
3毛細血管内の膠質浸透圧低下

浮腫はさらに浮腫を呼ぶ。

有効循環血液量の低下→生体は体液量が減少したと判断→体液を増やすための代償反応が起こる。

代償反応
・レニンアンギオテンシンアルドステロン系(RAA系)が活性化
水とNaの貯留

・パソプレシンの分泌
自由水の再吸収増加。
※自由水:体内の水分の中で純粋にH2Oだけを指す言葉。体内のH2Oの中にはNaやClなどのイオンが溶け込んでいるため「体内の水分が移動する」、「体内の水分が再吸収される」というとそれらのイオンの扱いがわかりづらくなってしまう。そこを区別するために用いる言葉が自由水である。