【コレシストキニン】【oddi括約筋】【オッディ括約筋】
きよすけの一言
おめでたい一日でしたね。 令和初の良い医師(114)になれるように頑張らないとな!と身が引き締まりました。
【宣伝!】
https://youtu.be/c9cZ7lnOEpw
【予告編】就職試験結果発表 前編 第0話-2【東京ヒヤリハット】
予告編が出来ています! よろしくお願いいたします!
【宣伝終わり】
問題
以下の文の中で誤っているものを選べ
選択肢
a コレシストキニンは膵液中の消化酵素分泌を促進する
b セクレチンはS細胞より分泌される
c モルヒネは胆道系疾患の疼痛コントロールに適している
d ソマトスタチンはD細胞から分泌される
答え
「c モルヒネは胆道系疾患の疼痛コントロールに適している」
復習!
胆汁・膵液はセクレチン(S細胞より分泌)コレシストキニン(I細胞より分泌)によって分泌が促進される。
胆汁はセクレチン、コレシストキニンの両方で分泌促進
膵液の中の成分は 分担作業で
膵液の中の消化酵素はコレシストキニンが分泌促進
重炭酸はセクレチンが分泌促進です。
コレシストキニンはoddi括約筋を弛緩させる働きがあります。(胆汁・膵液分泌が出ていくために、出口がopenになるのは必要なことですよね)
モルヒネはoddi括約筋を閉める働きがあるので、胆道系疾患の痛みは悪化させることがあるため、胆道・膵系疾患疼痛のコントロールにモルヒネは適さないとされています。
問題
以下の文の中で誤っているものを選べ
選択肢
a コレシストキニンは膵液中の消化酵素分泌を促進する
正しい。
b セクレチンはS細胞より分泌される
正しい。
c モルヒネは胆道系疾患の疼痛コントロールに適している
誤り。 不適です。
d ソマトスタチンはD細胞から分泌される
正しい!
以下の文の中で誤っているものを選べ #けん国試
— きよすけ@東京ヒヤリハット (@swns6) October 22, 2019
解答解説は下のリンクからhttps://t.co/r4ulNPO4px
結腸癌、直腸がんの術式
結腸癌の術式は4つ。
結腸右半切除術、横行結腸部分切除術、結腸左半切除術、S状結腸切除術
※横行結腸切除術(部分切除可能)
腸管切除+リンパ節郭清術がデフォルト。
部分切除術したいけど結腸は側副路が発達しているため、結腸右半切除術、結腸左半切除術、S状結腸切除術では部分切除術ができない。
直腸癌の術式は3つ。
高位前方切除術、低位前方切除術、腹会陰式直腸切断術
直腸の部位
Rs:岬角(第1仙椎上縁)~第2仙椎下縁
Ra:第2仙椎下縁~腹膜反転部
Rb:腹膜反転部~恥骨直腸筋付着部
P:恥骨直腸筋付着部~
※外科的肛門管は恥骨直腸筋付着部~肛門縁
解剖学的肛門管は歯状線~肛門縁
↓のページが詳しいです。
gastropedia(ガストロペディア) 消化器にかかわる医療関係者のために
前方切除術は肛門温存可能
直腸切断術は肛門温存不可
※Hartman手術
肛門温存可能は手術だとしても、感染症、高齢者などの吻合不全のリスクがあるため
安全策として人工肛門も増設し「万が一」のために備える術式
【Chiari奇形】
きよすけの一言
「youtuber企画ですが再生数1000越えそうで嬉しい限り・・・いろいろ頑張らないとなぁ」
問題
Chiari奇形について正しい文を選べ
a Ⅰ型では延髄の下降を認める
b Ⅰ型はⅡ型に比べ若年での発症が多い
c Ⅰ型に比べⅡ型は脊髄髄膜瘤の発症が多い
d Ⅱ型では水頭症の発症は稀
答え
続きを読む