takuwaningのブログ

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名前のついている呼吸。

呼吸に名前ついててややこしい!
まとめて覚えちゃいましょう!

 

起座呼吸・・・(左)心不全にみられる呼吸。
肺うっ血は呼吸困難を引き起こす。
睡眠時にとる仰臥位の姿勢は、静脈還流量の増大を引き起こすので呼吸困難は増大する。
患者が仰臥位で寝始めて、数時間たつと肺うっ血は増大し呼吸困難が生じる。(このことを夜間発作性呼吸困難という)
呼吸困難から逃れるため患者は、自然と起き上がる。このことを起座呼吸という。

 

Biot呼吸・・・延髄・橋の障害時にみられる呼吸。ビオー呼吸。
髄膜炎脳炎などによる呼吸中枢の障害時にみられる。
10-30秒の無呼吸期間を挟みながら、深さのちぐはぐな呼吸を繰り返す。
この呼吸がみられると、予後不良となる。

 

口すぼめ呼吸・・・COPD患者などの閉塞性肺疾患にみられる口をすぼめる呼吸。
COPD患者は気道が閉じて、なかなか息を吐き出せない。
その対策として患者は口をすぼめることで気道内を陽圧にして、気道を広げ呼気が楽にしようとする。この代償的行為を患者は自然と会得していることが多い。

 

Kussmaul呼吸・・・糖尿病性ケトアシドーシスの患者にみられる呼吸。クスマウル呼吸。
規則正しく、吸気が長い呼吸を繰り返すことで、体内のCO2を吐き出そうとする代償的呼吸。

 

Cheyne-Stokes呼吸・・・重症心不全、高齢者・肥満の睡眠時にみられる呼吸。
無呼吸や循環機能の低下によって体は慢性的にPaCO2の値が上昇しており、高CO2の状態に慣れてしまう。
よって即時に起こる高CO2に対する代償的な呼吸促進が遅延して、30-100秒の終期で無呼吸と高CO2が促す呼吸を繰り返す。