ウイルス性肝炎 C型肝炎
他のウイルス性肝炎との違い
・関係する数字に70%がなんでか多い。
・割と最近見つかった。(1988年に米国の会社が同定に成功)
・その為、1990年代ごろまで手術などで止血のために用いる、血液製剤(フィブリノゲンやⅨ因子など)や輸血を受けた人はC型肝炎ウイルスに感染しているリスクが高い。
・感染経路は血液感染(1990年以前は医原性が多い、注射器の使い回しなども)
・急性肝炎後、最も慢性化しやすく(70%が慢性化)肝細胞癌に進展しやすい。
・肝細胞癌の原因の7割がC型肝炎である。
・遺伝子型では「1b」が日本では最多(70%)。これはインターフェロン治療の有効性が低い。
・診断
急性肝炎
初診時にHCV-RNA陽性かつ抗HCV抗体陰性を確認。
一ヶ月後、抗HCV抗体陽性化を確認、(RNAは続けて陽性)
慢性肝炎
「HCV-RNA陽性かつ抗HCV抗体陽性」
でありながら「肝臓の線維化を超音波にて確認。もしくはその他の肝機能障害の原因がある可能性を排除」