【オピオイド】
「きよすけの一言
尺骨の名前の由来を知れば
— きよすけ∈東京ヒヤリハット (@swns6) 2020年5月22日
もうどっちが尺骨なのか迷わない!!はず!!! pic.twitter.com/fxeqkemFxr
これは我ながらいい感じな動画な気がするんだ!
」
問題
以下の文の中で誤っているものを選べ #きよすけ国試
a 鎮痛薬は基本的に定時薬とレスキューを用いる
b ナロキソンはオピオイドに拮抗する
c NSAIDsとコデインを併用をすることはない
d オキシコドンは強オピオイドに分類される
答え
「c NSAIDsとコデインを併用をすることはない」
以下の文の中で誤っているものを選べ #きよすけ国試
a 鎮痛薬は基本的に定時薬とレスキューを用いる
正しい。決められた時間に飲む定時薬とその1/6ほどの効き目のレスキューを痛むときに飲みます(頓服とんぷくってやつですね)
b ナロキソンはオピオイドに拮抗する
正しい! 呼吸抑制が生じる時に使ったりします。(まぁない)
c NSAIDsとコデインを併用をすることはない
誤り。 全然併用しやす。
d オキシコドンは強オピオイドに分類される
オキシコドンはそうです。
除痛薬まとめ
痛み止め、除痛薬は主に3種類=3段階の梯子のように区分されることから
三段階除痛ラダーと呼ばれる。(WHO方式って呼ばれるあれだね!!!)
特徴:使いやすい。
まだ痛みがひどくなり、2段階、3段階目の除痛剤を用いても
1段階目のこれらは併用することが多い。
胃潰瘍の原因になることもある(多い)ので、胃潰瘍を防ぐための薬の併用も考えましょ!(PPIとかとか!)
2段階目は弱オピオイドと呼ばれる分類。
コデイン と トラマドール。
コデインっていえば咳止めですよね!
3段階目は強オピオイドと呼ばれる分類。
モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン、タペンタドール
そしてメサドン。
フェンタニルはこの中では便秘が出にくくて、貼り付けるタイプの薬としても使える。
メサドンは最後の奥義的存在!
日本ではあまりおきないけど、この強オピオイドの過剰投与で呼吸抑制まで起っちゃっていたら速攻ナロキソンで拮抗してあげましょうね!
AHAのBLS受講すると ヘロイン中毒の呼吸抑制にはナロキソン使いましょうとか出てきます。「さすがアメリカ」・・・
※太字なのは実際に僕がこの目で患者さんが使っているのをみたことがある薬です。
抜けがあるのはごめんね! みんなの推し除痛薬が抜けてたらまじでごめん!